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この記事のポイント
- 動画で使う場面を見せられる商品を考える。
- 原価・送料・手数料を引いても、採算が合うかを見る。
- サンプル提供と継続発送ができるかを確認する。
01『どの業種が売れるか』より、商品の条件を比べる
TikTok Shopで販売する商品を選ぶときは、話題のカテゴリーだけで決めず、自社が継続して販売できる条件を確認しましょう。同じカテゴリーでも、商品の伝え方、価格、原価、在庫、提供できる素材は異なります。
TikTok公式は、動画で商品の特徴を見せたり、LIVEで視聴者の質問に答えたりする購買体験を紹介しています。[1] ここでは、その特徴を踏まえた商品選定の考え方をまとめます。
売れやすさを断定するランキングではありません。
この商品、始める準備はできている?
候補商品ごとに、未確認の項目を見つけるためのチェックです。売れやすさの診断ではありません。チェックはこの画面内だけで使い、保存・送信しません。
02使う場面を具体的に見せられるか
商品名やスペックを知らない人にも、用途が伝わる場面を探します。収納用品であれば、外寸だけを説明する案と、棚への収まりや出し入れを実演する案が考えられます。料理道具であれば、持ち方、準備、片付けまで見せる案もあります。
いずれも企画上の仮の例です。
レビューや問い合わせから『買う前に分からなかったこと』を抜き出すと、撮影すべき場面を見つけやすくなります。裏付けのない比較や効果を加えるのではなく、実際に確認できる特徴を伝えましょう。
03価格以外の購入理由があるか
低価格だけを理由に選ぶと、値引きと販促費が重なったときに採算が苦しくなります。サイズ、使いやすさ、持ち運び、手入れ、セット内容など、利用者が選ぶ理由を言葉にします。
初見の人が判断するには、商品の良い点に加え、使える条件や注意点も必要です。例えばサイズを選ぶ商品なら、どこを測るか、何と比較すると分かるかまで企画に入れます。質問が多い商品は、その質問に答える動画から始める方法もあります。

04販促後も、注文ごとの収支を把握できるか
販売価格から、商品原価、送料・梱包、値引き負担、販売手数料、クリエイター報酬などを引き、販促に使える余地を見ます。TikTok Shopの販売手数料は、支援会社に支払う費用とは別です。
適用条件は利用時の公式案内で確認してください。[2]
仮に、商品売上が3,000円、原価・配送・変動費の合計が2,200円なら、差額は800円です。この差額から広告や固定費を負担します。これは費率や売上の予測ではなく、同じ税区分で計算するための単純な例です。
返品やサンプル費も月全体の収支で確認します。
05在庫・発送・サンプルを用意できるか
売りたい商品でも、追加在庫を確保できない、割れやすく梱包が難しい、サンプルを提供できないなどの事情があれば、初回の検証負担は増えます。既存ECと在庫を共有する場合は、販売可能数の更新方法を確認してください。
また、出品可能な商品かどうかは先に確認します。TikTokは商品掲載にポリシーへの準拠を求めています。[1] 『既存ECで販売できているから、そのまま出品できる』とは限らないため、カテゴリーや個別商品の条件をセラーセンターで確かめましょう。
06候補を比べるときの5項目
候補商品ごとに、次の5項目を『準備済み/要確認/難しい』で埋めます。合計点で売上を予測するためのものではなく、検証前に不足している情報を見つけるチェックです。
- 商品:出品条件を確認し、説明できる特徴がある。
- 企画:利用場面と、購入前の不安に答える素材がある。
- 採算:注文ごとの変動費と、月の販促上限が分かる。
- 供給:在庫、配送、サンプル対応の担当が決まっている。
- 改善:結果を記録し、商品・企画の変更を判断できる。
参考情報・出典
- TikTok公式 — TikTok Shopを日本で提供開始
確認日:2026-10-14 - TikTok Shop Japan — 販売手数料に関するFAQ
確認日:2026-10-14
執筆:TT Works 編集部(株式会社 in the forest)。制度・料金・機能は変更される場合があります。利用時には最新の公式情報をご確認ください。
自社の商品で考えてみる
候補商品を1〜3点に絞り、商品URLと採算・在庫の状況を用意すると、初回相談で取り組み方を具体化できます。
